保育士が伝えたい「離乳食、頑張りすぎなくていい」理由
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「時間をかけて作った離乳食、ひと口も食べてくれなかった…」
「育休が終わったら、もう丁寧に作ってあげられない…」
離乳食のこと、ひとりで抱え込んでいませんか?
私は保育士として10年、0歳児クラスでたくさんの子どもたちの離乳食を介助してきました。そして保護者の方から、離乳食の悩みを本当にたくさん聞いてきました。
今回はその経験から、「離乳食、頑張りすぎなくていいんだよ」というお話をさせてください。
この記事でわかること
- 保育園で見てきた「離乳食が進まない子」のリアル
- 食べてくれない時に保育士がやっていること
- 頑張りすぎているパパママに伝えたい、海外で言われた忘れられない言葉
保育園でも、離乳食が進まない子はたくさんいます
まず、これだけは知っておいてほしいことがあります。
保育園でも、離乳食の進みがよくない子はたくさんいます。
毎日たくさんの子どもを見ている保育園でも、です。だから「うちの子だけ食べてくれない」と思わなくて大丈夫。それくらい、よくあることなんです。
そして保育園では、無理に食べさせることは一切しません。
赤ちゃんは、見慣れないものを嫌がる傾向があります。初めての食材を「ベーッ」と出すのは、わがままではなくて本能なんです。
食べなくても大丈夫。保育士がやっていること
では食べてくれない時、保育園ではどうしているか。特別なテクニックではありません。
- **食べなくても、繰り返し食卓に出す。**今日ダメでも、また出す。「見慣れたもの」になると、ある日ふっと口にすることがあります
- **大人がおいしそうに食べる姿を見せる。**親が食べる姿を見ていると、「欲しい!」と手を伸ばしてくる時がきます
つまり、**焦らず、子どもの気持ちに寄り添う形で出し続けること。**それだけです。
「食べさせなきゃ」と気負うほど、食事の時間がお互いにつらくなってしまいます。食べなかった日は「今日は見せるだけの日だったな」くらいでちょうどいいんです。
「頑張って作ったのに食べてくれない」——その悲しさ
保護者の方からいちばん多く聞いた悩みが、これです。
離乳食を手作りしたい親御さんは、本当に多いです。丁寧に、愛情を込めて作ってあげたい。その気持ちはとても素敵です。
でも、育休中はできても、仕事が始まると同じようにはできなくなります。そして時間のない中でも頑張って作った離乳食を、子どもが食べてくれない——これほど悲しいことはないと、涙ぐむお母さんもいました。
その頑張り、私はずっとそばで見てきました。だからこそ伝えたいことがあります。
「日本のお母さんは頑張りすぎ」——海外で言われた言葉
私は英語を勉強していて、短い期間ですが留学も経験しました。そこで外国の方に、何度も同じことを言われたんです。
「日本のお母さんは頑張りすぎ」
「もっと自分を大事にして。家族の団らんの中に、お母さんがいるべきだよ」
——家族みんなが食卓を囲んでいるのに、日本のお母さんだけが立って給仕をしている。その姿が、外国の方にはとても不思議に映るようでした。
子育てをして、家事をして、食事も作って。本当に大変な毎日の中で、お母さん自身が食卓から消えてしまったら、本末転倒だと思うんです。
赤ちゃんにとっていちばんのごちそうは、目の前でパパママが笑って一緒に食べていることかもしれません。
手を抜くんじゃない、「手を借りる」んです
だから、私はこう思います。
- 外食してもいい
- ベビーフードを使ってもいい
- お惣菜を、お湯や水で薄めて取り分けてもいい(これは昔一緒に働いたベテランの看護師さんから教わった知恵です。味の濃いものは月齢に合わせて薄めて、食べられる形にしてあげればいいのよ、と)
そして今は、栄養や素材にこだわった宅配の離乳食という選択肢もあります。「手作りしてあげられない」と罪悪感を持つのではなく、プロの手を借りて、浮いた時間と心の余裕で子どもと笑い合う——それも立派な愛情です。
たとえば「ファーストスプーン」は、“忙しいママ・パパをサポート”を掲げる宅配離乳食サービス。栄養満点で安全な離乳食・幼児食を届けてくれます。
助けてもらえることは、どんどん人の手を借りていい。それは手抜きではなく、家族みんなが笑顔でいるための工夫です。
※アレルギーや離乳食の進め方には個人差があります。心配なことは、かかりつけ医や自治体の育児相談も頼ってくださいね。
まとめ 食卓に、あなたの笑顔も並べて
- 離乳食が進まないのは、よくあること。無理に食べさせなくていい
- 食べなくても繰り返し出す。大人がおいしそうに食べる姿を見せる
- 手作りにこだわりすぎなくていい。外食もベビーフードも宅配も、ぜんぶ味方
- 家族の団らんの中に、お母さん・お父さん自身がいることがなにより大事
離乳食の時期は、振り返ればほんの一瞬です。
その一瞬が「つらかった思い出」ではなく「ひだまりのような温かい思い出」になりますように。今日の食卓に、どうかあなたの笑顔も並べてあげてください。