保育士が実際に使った絵本 年齢別おすすめ【0〜2歳編】
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「赤ちゃんに絵本を読んであげたいけど、どれを選べばいいんだろう?」
「まだ言葉もわからないのに、絵本って意味あるのかな?」
はじめての絵本選び、迷いますよね。
わたしは保育士として10年間、0歳・1歳・2歳の子どもたちに毎日たくさんの絵本を読み聞かせてきました。
その中で、子どもたちが何度も「もう一回!」とせがむ、本当に反応のいい絵本がだんだんと見えてきました。
この記事では、保育園で実際に使って子どもたちに大人気だった絵本を、年齢別にご紹介します。
まずは0歳向けから。読み聞かせのときの子どもの様子もあわせてお伝えするので、絵本選びの参考にしてくださいね。
この記事でわかること
- 保育士が実際に使って反応がよかった絵本(0〜2歳)
- それぞれの絵本で、子どもがどんな反応をするか
- 年齢に合った絵本の選び方
0歳向けおすすめ絵本
1.「だるまさんが」シリーズ
「だるまさんが…」のフレーズに合わせて、だるまさんが転んだり、伸びたり、ぷしゅーっとしぼんだり。思わずまねしたくなる動きが楽しい、大人気シリーズです。
保育園で読み聞かせると、子どもたちが一緒にだるまさんになりきって、体をゆらしたり、しぐさをまねしたりする姿がとにかくかわいいんです。言葉のリズムと動きが絶妙で、0歳の子も体全体で絵本を楽しめます。
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3冊シリーズで、どれも保育園の定番。何度読んでも子どもたちが笑顔になる一冊です。
2.「いないいないばあ」
0歳の絵本といえば、この一冊は外せません。
ページをめくるたびに「いないいない…」と溜めて、「ばあ!」と開く。それだけのシンプルな絵本なのに、子どもたちは何度読んでも同じように喜びます。
**「次に何が起きるかわかっているのに、毎回大喜びする」**のが0歳の子どもの面白いところ。この絵本はその本能をまっすぐについた、まさに原点ともいえる一冊です。
保育士として、0歳の子どもに最初に読む絵本として必ず手に取る、定番中の定番です。
3.「いないいないばあ遊び」
「いないいない…ばあ!」のしかけを、自分の手でめくって楽しめる絵本です。
先ほどの「いないいないばあ」を読んで大好きになった子には、今度は自分でしかけをめくれるこの絵本がぴったり。動物たちが顔を隠していて、めくると「ばあ!」と現れる繰り返しに夢中になります。
**「自分でめくって、顔が出てくる」**という体験は、指先を使う練習にもなります。読んでもらって楽しむ段階から、自分で動かして楽しむ段階へと、遊びが一歩広がる一冊です。
4.「いろいろ ばあ」
鮮やかな色が次々と現れるこの絵本、クライマックスは「ばあ」のページです。
保育園でこの絵本を読むと、子どもたちが「ばあ」のタイミングに合わせて一緒に声を出し始めます。
これは「いないいないばあ」と同じ原理です。隠れているものが現れる瞬間のドキドキ感が、0歳の赤ちゃんの心をぐっとつかみます。
色の発色も鮮やかで、まだ視力が発達段階の0歳の子どもにとって目にも楽しい一冊です。
5.「ぽんちんぱん」
0歳の赤ちゃんに読み聞かせると、不思議なことが起きます。
「ぽんちんぱん」と声に出して読むと、子どもたちが自然とまねをし始めるんです。
言葉をまだ話せない0歳の子が、口を動かして音をまねしようとする姿は、何度見ても感動します。**「言葉の芽生え」**をリアルに感じられる絵本です。
音のリズムが心地よく、読んでいる大人も楽しくなってくる一冊です。
1歳向けおすすめ絵本
1.「せんろはつづく」
電車が大好きな1歳の子どもに読むと、ページをめくるたびに目が輝きます。
線路がどんどんつながっていくこの絵本、「次はどうなるの?」という好奇心を自然に引き出します。1歳になると物語の展開が少しずつ理解できるようになる。その成長をリアルに感じられる一冊です。
2.「あおいよるのゆめ」
暗い世界に子ども自身が明かりをともす、仕掛け絵本です。
仕掛けを自分で動かすと絵が変化する。その**「自分がやった!」という感覚**が1歳の子どもの心をつかみます。保育園では「もう一回!」と何度も繰り返し読んでほしいとせがまれる一冊です。
3.「はらぺこあおむし」
絵本の定番中の定番ですが、保育士として毎年1歳クラスで読み続けてきた理由があります。
歌のリズムに合わせて読むと、子どもたちは大好きなごちそうを食べるあおむしに夢中になります。鮮やかな色彩も目を引き、ページをめくるたびに引き込まれていきます。
そして最後、ちょうちょに変身するクライマックス。絵本をちょうちょが飛ぶようにひらひらと動かすと、子どもたちは笑顔で目を輝かせます。何百回読んでも、この瞬間だけは毎回同じ最高の笑顔を見せてくれます。
4.「ぼうしとったら」
「ぼうしとったら…」のページで、子どもたちが一斉に帽子を取る真似をします。
次のページをめくると意外な展開が待っていて、毎回「えっ!」という顔をする子どもたちがかわいくて仕方ありません。言葉とページの変化が連動しているので、自然と絵本の世界に引き込まれていく一冊です。
5.「やさいさん」
最初に見えている絵柄から、ページをめくると野菜の全体が現れます。
「次は何の野菜かな?」という期待感でページをめくる手が止まりません。食育にもつながる絵本として、保育園でも食事の前後に読むことが多い一冊です。
6.「バスまってる」
乗り物が好きな子どもに読むと、目の色が変わる一冊です。
この絵本の特徴は、歌のCDがついていること。保育園では保育士が歌いながら読むのですが、子どもたちは自然と体をゆらゆら揺らし始め、一緒に歌おうと口を動かします。
そして最後にバスが登場する瞬間、それはもう最高の笑顔を見せてくれます。
「もう一回!」と何度もせがまれる、保育園でもダントツ人気の一冊です。
2歳向けおすすめ絵本
1.「しろくまちゃんのホットケーキ」
2歳になると、物語の流れを理解して「次はどうなるの?」と楽しめるようになります。
しろくまちゃんが一生懸命ホットケーキを作る過程を、子どもたちは固唾を飲んで見守ります。「まだかな、まだかな」という表情でページをめくる姿が毎回かわいくて、できあがった瞬間の子どもたちの笑顔は格別です。
おいしそうな絵が食育にもつながる、2歳クラスの定番絵本です。
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2.「できるかな?」
絵本なのに、体を動かしながら楽しめる一冊です。
保育士が「できるかな?」と読むと、子どもたちは絵を見ながら動物のまねを始めます。まねっこが大好きな2歳の子どもにとって、これは絵本というよりも**「遊び」そのもの**です。
雨の日の室内遊びにも大活躍する、保育士として何度もお世話になった絵本です。
3.「ねこのピート」
「しろいくーつ、かなりさいこーのせいふ♪」
この歌を覚えた子どもたちは、絵本を開く前から歌い始めます。
どんなことが起きても前向きに歌い続けるピートの姿に、子どもたちは自然と応援したくなるようです。保育士と一緒に歌いながら読む時間は、絵本の時間というよりもミニコンサートのよう。保育園で一番「もう一回!」が多い絵本のひとつです。
まとめ 年齢に合った絵本で、読み聞かせの時間をもっと楽しく
保育士として実際に使ってきた、0〜2歳の絵本をご紹介しました。年齢ごとのポイントをまとめておきます。
- 0歳 … 音のリズムや鮮やかな色、「ばあ」の繰り返しを楽しむ絵本がおすすめ(だるまさんが/いないいないばあ/いないいないばあ遊び/いろいろ ばあ/ぽんちんぱん)
- 1歳 … 「次はどうなる?」の好奇心や、自分で動かす仕掛けを楽しめる絵本に(せんろはつづく/あおいよるのゆめ/はらぺこあおむし/ぼうしとったら/やさいさん/バスまってる)
- 2歳 … 物語を理解し、歌ったり体を動かしたりして楽しめる絵本に(しろくまちゃんのホットケーキ/できるかな?/ねこのピート)
絵本選びで大切なのは、難しく考えすぎないこと。お子さんが「もう一回!」と言った絵本が、その子にとっての一番の絵本です。
「いろいろな絵本を試してみたいけれど、選ぶのが大変」という方は、絵本のサブスク(定期便)も便利ですよ。別の記事で保育士目線の比較をしているので、よければ参考にしてください。
私は絵本を読む時間が格別に好きです。大勢の子どもに読み聞かせをするときは、子どもの表情がよく見えます。いろんな反応の子どもたちがかわいくてしかたありません。お膝に子どもをのせて、二人だけで絵本を堪能する時間は子どもにとっても、パパママにとっても、なんとも幸せな時間。絵本の世界を存分に楽しみましょう♪